米国の健康・医療・介護分野のデータベース

医療と介護の一体的な改革|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000060713.html

地域における医療・介護の連携強化に関する調査研究
諸外国における健康・医療・介護分野のデータベースの現状調査
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000503438.pdf

在宅医療・介護連携推進.jpg

2004 年,ブッシュ大統領は大統領令により,米国の医療 IT 推進の中心的役割を担う機関として保健福祉省に ONC(Office of the National Coordinator for Health IT)を設置した。ONC は,市・郡レベルで EHR により取得された臨床データを相互連携するための交換標準規格であるNHIN(Nationwide Health Information Exchange; NwHIN:全米医療情報ネットワーク)の構築に取り組み,NHIN はその後 eHealth Exchange,The Sequoia Project と名称を変更したが,現在では全米 50 州及び複数の連邦機関が参加する米国最大の医療情報連携システムとなっている20。

2009 年 2 月 18 日に施行された景気対策法である「米国再生・再投資法(ARRA)」には,医療 IT 分野のインフラ投資政策として「経済的及び臨床的健全性のための医療情報技術に関する法律(以下,HITECH 法)」が含められ,HITECH 法により EHR 及び電子処方箋(e-prescribing)の普及及び個人健康記録(PHR)の民間利用が一層推進されることとなり,EHR に関しては2014 年迄の完全普及が目指された。

そして医療 ICT の普及と EHR 利用促進のためにメディケア EHR インセンティブプログラムが導入された。これは,ONC が設定した EHR のシステム基準を満たした機器やシステムを導入した医師・医療機関がプログラムに参加して一定の「意義ある利用(MU:Meaningful Use)」基準の要件を満たした場合はパート B を通じてインセンティブを受領でき,満たさなかった場合にはペナルティが課される仕組みである。

2015 年以降はインセンティブが廃止され,EHR 未導入の医療機関の診療報酬が減額される。HITECH 法はまた,第 13410(D)条の規定により HIPPA 法違反の罰則を社会保障法第 1176(a)条に定め,違反の程度に応じて,民事上の制裁金について 4 段階,刑事罰としての拘禁について 3 段階が規定された。2010 年 3 月に成立した「患者保護及び医療費負担適正化法(ACA/オバマケア法)では,「責任あるケア機関(Accountable Care Organization,以下,ACO)」という概念が規定された。ACO とは,メディケアを念頭に,かかりつけ医と専門医,医療機関内,関係機関間における情報共有の推進を行うことで医療費の抑制と医療サービスの質向上を両立させることを狙いとした医療サービス提供体制であり,EHRの導入及びネットワーク化が必須となる。

ACAはまた,平均リスクスコアを用いて算出したベンチマークとメディケア医療費との差額が最低節減率を上回
った ACO にインセンティブを支払う MSSP(Medicare Shared Saving Program)を導入した。2015年4月に成立し 7月1日に施行された「メディケアアクセス及びCHIP改正法(MACRA)」の第 105 条は,特定の非公的機関によるメディケアデータの利用,及びこれを利用したソフトウェア等の販売に関する要件を規定している。

「21 世紀医療法」は,ドナルド・トランプが大統領選に勝利して 2017 年 1 月就任を控えていた前月に超党派の賛成多数で可決しオバマ大統領の署名により成立した法律である。同法はEHR の適切な運用及び報告及び相互運用性interoperability)を規定し,RWE(real world evidence)を使用した創薬及び再生医療研究の評価,データ収集活動及び収集データ標準化に関する枠組みの策定について規定した。

トランプは大統領に就任後,オバマケアは見直すとしてもEHRについては「21世紀医療法」の理念を継承する方針としたことから,2018年 3月には CMSにより MyHealthEData Initiative が公表され,大統領府アメリカ・イノベーション局(White House Office of American Innovation)が中心となり,保健福祉省,CMS,ONC,NIH(国立衛生研究所)が協働して EHR の相互運用性を推進することとなった。これらの法律は合衆国法典(U.S.C.: United States Code),規則は連邦規則集(CFR: Code of Federal Regulations)に編纂されている。

https://patientengagementhit.com/tag/myhealthedata-initiative

ヘルスケア ICT に関する各国の概況と動向
EHR、PHR、遠隔医療に関して
https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/life-sciences-health-care/hc/jp-hc-healthcare-ict-01.pdf

オバマ前大統領の最大成果はHITECH法でブルーボタンPHRを推進させたこと

日本に必要な電子カルテ導入インセンティブ&未達成ペナルティ(日本版HITECH法)

 

米国の健康・医療・介護分野のデータベース

日本版GDPR提言、データ提供に同意しなければ自己負担3.5割

日本版HITECH法を提言。
カルテ保管義務期間に現在の5年→50年へ。

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経済同友会
データ利活用の推進を急げ
―今ある健康・医療・介護データを活用・連結しビッグデータへ―
https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2019/190603a.html
本文
https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/uploads/docs/190603a.pdf

 

 

 

日本版GDPR提言、データ提供に同意しなければ自己負担3.5割

オバマ前大統領の最大成果はHITECH法でブルーボタンPHRを推進させたこと

米国は2兆円+αの投資。PHRの定義はAHIMAから引用。日本ではようやく医療情報化支援基金(医療ICT化促進基金)で300億円。本気出せ政府。厚労省。医療データのシェアリングエコノミーは道険し。

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第 10 回 医療・介護ワーキング・グループ議事概要
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/iryou/20190328/gijiroku0328.pdf
>約2兆円です。公的管理に関して2兆円で、民間も入れると更に大きな金額が動いておりました。このように多くの予算が投下されたものでありました。

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オバマ前大統領の最大成果はHITECH法でブルーボタンPHRを推進させたこと。

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医療分野における技術標準規格及びデータ標準規格の拡充
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/iryou/20190328/190328iryo01_1.pdf
第10回医療・介護ワーキング・グループ 議事次第 平成31年3月28日(木)
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/iryou/20190328/agenda.html

オバマ前大統領の最大成果はHITECH法でブルーボタンPHRを推進させたこと。.jpg
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最低でもこれぐらいしないとAI活用とか無理

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https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/iryou/20190328/190328iryo01_5.pdf
強力な標準化に向けたイニシアチブ 諸国の経験に倣う
・標準医療情報企画の採用を推進するナショセンの設置
機能、標準規格準拠の質的評価制度
・クラウドファーストの制度設計、標準規格の積極的採用
・電子化による複雑性・業務負担の軽減を強く意識

医療情報の標準化
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/iryou/20190328/190328iryo01_6.pdf

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標準化されていない情報だけ蓄積しても役に立たない。
そして標準マスターという名の独自だらけの現状もどうにかしないと。
データの質・精度にヒトモノカネ投入しないと根本解決にならない。
標準化の砦の診療情報管理士として活躍できていればいいが、現状は情報の質が伴わない単なるDPCデータ入力屋さんが多い現実。

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第6回「保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアム」における主なご意見
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000502279.pdf
> AI に教え込む臨床データは、精度の良いものであることが必要最低限。臨床データが間違っていたり、いい加減なものであった場合、すべてが崩れてしまう。

 

 

 

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・新たに創設される(仮称)医療ICT化促進基金は、オンライン資格確認の導入に向けた医療機関・薬局のシステム整備の支援、及び電子カルテの標準化に向けた医療機関の電子カルテ等導入の支援という、大きく2つの事業を対象としている。300億円規模の予算で、それぞれの事業に150億円ずつを想定している。この基金の国からの受け入れ先である支払基金と医療機関で、申請、交付の手続をするような流れを想定している。
https://www.hospital.or.jp/pdf/04_20190100_01.pdf

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井上理事は、医療ICT化促進基金について、例えば民間の医療機関や公的医療機関が公立などの医療機関を支援して、カルテを共有したり電子カルテを受け手側のほうへ準備すること等に対して、基金は利用できるのか。支払基金ではなく、病院同士とか病院へ支援しないと問題があるのではないかと質問した。それに対し、厚生労働省医政局総務課長補佐(以下、「長島課長補佐」という)は、国から支払基金に300億円投入し、医療機関から支払基金に申請して、支払基金から医療機関に交付される。個別の医療機関からの申請が前提なので、例えば公的な病院と連携する際に標準規格の電子カルテを入れる場合は、直接、支払基金に申請する形になると回答した。
さらに、井上理事は、県なら県の支払基金に要請するという形なのか。今まで支払基金にそういう申請をした例はほとんどないと思うと質問した。それに対し、長島課長補佐は、具体的にまだ詰まっていないが、基本的には支払基金の本部で手続をすることになると思う。医政局でその経験はないが、保険局でそういう事務的なやりとりをした経験はあると回答した。
安藤常任理事は、各団体から予算について詳細な要望が出ていると思うが、それを受けてこういう数字が出てくるのか。日本病院会として、今まで予算要望はあまりしておらず、昨年あたりからやり始めたが、どれほどの効果があるものか感触を知りたいと質問した。それに対し、長島課長補佐は、当然、ほかの団体からも毎年要望は出ており、医政局各課で情報共有した上で、参考にしながら行っている。要望が全て予算要求に結びつくかは別として、要望いただいたら、次の年の予算要求には我々もしっかりそれを踏まえて対応していくと回答した。
さらに、安藤常任理事は、来年度も要望するつもりだが、それは厚労省の財務省に対する予算要求の後押しになるのかと質問した。それに対し、長島課長補佐は、要望書なりがあれば、説得するときの後押しになると回答した。

松本(隆)理事は、電子カルテの標準化はどういった内容なのか。各科の部門や看護システムなどと連動して動けるものなのか。また、支払基金は、請求の問題があり、チェッカーを配るという話も出ているが、それとの関係はどうなっているのかと質問した。それに対し、長島課長補佐は、急ごしらえで行っているところもあり、まだ詰める部分がある。電子カルテの範囲がどこまでなのか、付随する各診療科等とのオーダリングがどこまで入るのか等、引き続き内部で詰めるが、基準額の関係で難しいところがあると回答した。
さらに、松本(隆)理事は、言いたかったのは個別のことではなく、例えばデータの持ち方とかデータのやりとり等で、共通の仕様を決めるほうが、より大事ではないか。骨格部分だけ共通にしたほうが、むしろ効率がいいのではないかと質問した。それに対し、長島課長補佐は、いわゆるデータヘルス改革にできるだけ乗っていけるような事業を検討しており、データの持ち方としては、SS-MIX2などが射程に入ってくると考えていると回答した。

 

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日本の診療情報管理士や医療情報技師も忙しくなるか?

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患者ポータル支援業務はDRG登場以来の最大の業務シフト
http://wp.me/p2Xv05-gF

PHR推進にはコーディネーター役が必要(下記、米国例)。教育体制や人的資源の確保が必要では?
http://wp.me/p6NPV7-MK

【超重要】なぜ米国ではPHR(患者ポータル等)導入が上手くいったのか?
http://wp.me/p6NPV7-OQ

AHIMA「myPHR」登録のPHR事業者一覧
(日本はPHR・患者ポータル等活用コーディネーター役が不在)
http://wp.me/p2Xv05-84

第88回AHIMA大会  患者ポータルコーディネーターの重要性
http://wp.me/p6NPV7-MK

オバマ前大統領の最大成果はHITECH法でブルーボタンPHRを推進させたこと

AMIA・AHIMA 患者エンゲージメント推進

患者のアクセス権 “right of access”対応。
日本も米国のように専門組織が連携してこの分野対応しないと実現は難しいでしょうね。
研究と実務にて今後は2学会でデータセットにも対応と先へ進みます。
医療機関との患者エンゲージメントを推進させる役割。
HIPAAからHITECH法まで患者のデータアクセス権に応じる担当者・研究者。
これまでのAMIA・AHIMAの共同政策声明やコメント、白書等もまとめられています。
必見サイト。

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AMIA-AHIMA Hill Briefing on Strikingly
http://amiahill18-patientaccess.strikingly.com/
Unlocking Patient Data
Pulling the Linchpin of Data Exchange and Patient Empowerment

Recommendations to Improve Individuals’ Health Data Access
Joint Recommendations to Modernize HIPAA
https://uploads.strikinglycdn.com/files/7ef70518-71dc-4794-9d57-f68ef4c8fd30/AMIA%20AHIMA%20Recommendations%20to%20Improve%20Patient%20Data%20Access.pdf

AMIA-AHIMA Hill Briefing on Strikingly.jpg

AMIA / AHIMA Recommendations
1. Converge HIPAA with Certification
・ Establish a new term, “Health Data Set,” or
・ Revise and clarify HIPAA Designated Record Set definition
2. Extend the HIPAA right of access to NCEs
3. Encourage note sharing with patients
4. Clarify existing regulatory guidance

ミラー AMIA AHIMA Hill Briefing Slides_Unlocking Patient Data

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AHIMA, AMIA Push for Modernization of HIPAA Rules in Congressional Briefing | Journal of AHIMA
Posted By Mary Butler on Dec 5, 2018
https://journal.ahima.org/2018/12/05/ahima-amia-push-for-modernization-of-hipaa-rules-in-congressional-briefing-2/
Heard on the Hill: AHIMA and AMIA Call for Better Patient Access to Health Information in Congressional Briefing – MRO
by Rita Bowen, MA, RHIA, CHPS, CHPC, SSGB | Dec 10, 2018
https://mrocorp.com/ahima-amia-push-for-better-patient-access-to-healthcare-on-capitol-hill/

 

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AMIA and AHIMA 役割分担を明確化 2012年1月16日にお互いのフィールドを確認・共同声明公開
https://wp.me/p2Xv05-1z
AHIMA 2017年に「健康情報学(HEALTH INFORMATICS)」(CPHI)認定開始
https://wp.me/p6NPV7-Mk
バイオミメティクスなどへ用途が広がる医療オントロジー  日本が世界をリード
https://wp.me/s6NPV7-ontology
医療機関のデータ・ポータビリティ対応 AMIA・AHIMA連携を見習え!
https://wp.me/p6NPV7-2V7
米国AHIMAのようにPHR・患者ポータル等の支援・サポート役がいないと普及しません。
https://wp.me/p6NPV7-3f7
今後10年で生まれる「未来の仕事」21選 医療関連は?
https://wp.me/p6NPV7-2Zr
「Road Block」に対する構成員からの主な意見 データ移送・標準化/匿名化
https://wp.me/p6NPV7-3C6

 

 

 

レポート推進者はリタ・ボーエン氏(Rita Bowen)。2010年AHIMA会長です。こういう歴代が外部から組織を盛り上げていく手法も欧米って感じですね。

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電子カルテ・患者ポータルの導入状況
http://wp.me/p2Xv05-gF

DPCデータをベースとした経営改善方法 「労働分配率」指標のマネジメント
https://wp.me/p2Xv05-mN

★「KMRA and AHIMA(U.S.A) signed MOU on RHIA and RHIT curriculum in 2010.」が重要コメント。
3年前にAHIMA歴代会長のお二人(Rita Bowen and Bonnie Cassidy)を招いてKMRAとAHIMAはRHIA・RHITの教育カリキュラム連携済み。HIM学校卒業後に次のステップアップが実現。結語ではEMR・EHRシステムを熟知したknowledge managerを目指されていますが、AHIMAキャリアマップChief Knowledge Officer (CKO)と合致。
http://kanrisi.wordpress.com/2013/01/25/careerstep/

Faye Brown ICD-10 Handbooks (ICD-10CM/PCSフェイブラウンハンドブック‏)
https://kanrisi.wordpress.com/2013/03/09/faye-brown/
2010 Rita K . Bowen, MA, RHIA, CHPS Orlando

 

 

 

AMIA・AHIMA 患者エンゲージメント推進

保護中: 電子カルテ情報を利用したサイバー犯罪 主な5項目

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保護中: 電子カルテ情報を利用したサイバー犯罪 主な5項目