DPC制度を脅かす「粗診粗療」問題

soshinsoryo

「粗診・粗療」の表面化を何とか抑えたい厚労省。
DPC制度発足時から何度もこの問題が議論され、議事録に「悪影響はない」と記載されてきました。
「包括部分(マルメ)」がある支払い制度には避けられない議論です。

ただ最近は、「短期滞在手術等基本料(日本版DRG)」や「点数設定D(初日に高い分類)」による事実上のDRG化が改定毎に増加している中、諸外国と同様に医療の質(臨床評価指標;クリニカルインディケーター)によるインセンティブもしくは減点方式によるDPC等の制度改正が必要との声が高まっています。

DPC創成期は多くの病院で包括部分(マルメ)は極力減らし、その診療プロセスのパス化を行ってきたのですが、H30改定以降は診療ガイドラインが推奨する検査等の実施率なども考慮したパス化も必要になってきます。

DPC制度が始まって10年以上が経ちますが転換期に入ったと言っても過言ではありません。

後段に張っていますがDPC病院にとって「医療の質」対策は喫緊の課題です。
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DPC制度を脅かす「粗診粗療」問題

病床稼働率(利用率)低下の理由

外来移行(化学療法・放射線治療等)(下記の外来単価参照)
平均在院日数の短縮(DPC入院期間ⅠⅡ期間短縮&Ⅰ期間増点等)
③「重症度、医療・看護必要度」導入・要件見直し・厳格化
④「在宅復帰率」の導入・要件見直し・厳格化
⑤短期滞在手術等基本料
⑥機能分化促進(地域医療構想)
⑦その他要因(「市場の変化への対応失敗」等の自院のマネジメント不足)

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病床稼働率年々低下傾向 厳しさが増す病院経営
H30診療報酬改定情報 「入院その1」資料より

nyuingairai

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病床稼働率(利用率)低下の理由