DPC個別指導指摘事項(H29.4-9)最新版 自主返還事例

九州地域のDPC個別指導指摘事項(H29.4-9)最新版

H29上半期 九州地域「適時調査・個別指導」(自主返還事例)資料
https://wp.me/p6NPV7-2Z0

以下、DPC部分を抜粋。

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1 診断群分類及び傷病名
(1)妥当と考えられる診断群分類番号と異なる診断群分類番号で算定している次のような不適切な例が認められたので改めること。このような例については算定できないので改めること。今回の指導を真摯に受け止め、根本的な体制の見直しを行うこと。
①皮膚感染症の患者に対し、診断根拠のない敗血症でコーディングしている例。
②院内転倒による骨折にもかかわらず、一度退院として入院をリセットしている例。
③リハビリテーションが本来の入院目的であるにもかかわらず、診断根拠のない認知症を主傷病名としている例。

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1 診断群分類及び傷病名
(1)妥当と考えられる診断群分類番号と異なる診断群分類番号で算定している次の不適切な例が認められたので改めること。
①「最も医療資源を投入した傷病名」(ICD-10傷病名)の選択が医学的に妥当ではない。
ア 実際には「血友病」であるところ「喉頭浮腫」を選択
イ 実際には「クローン病」であるところ「MRSA感染症」を選択
2 包括評価用診療報酬明細書の記載について、次の不適切な例が認められたので改めること。
(1)「傷病情報」欄について、記載が不適切である。
①「入院時併存傷病名」と「入院後発症傷病名」について、正しい区分に記載していない(入院時に併存していた「高血圧症」、「慢性十二指腸潰瘍」、「腰痛症」を「入院後発症傷病名」欄に記載)。
3 包括評価に関わるその他の事項
(1)包括範囲について、理解が誤っている次の例が認められたので改めること。
①人工腎臓「3その他の場合」に当たって使用した特定保険医療材料に係る費用を出来高で算定している(例ダイアライザー)。

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「Ⅲ.請求事務等に係る事項の3.届出事項」で指摘した事項
(1)DPC算定患者については、当該施設基準を充足しなくなった日の属する月の翌月(施設基準を充足しなくなつた日が月の初日の場合は当該月)からの期間の全DPC算定患者について、適正な施設基準の届出を行った場合の医療機関別係数により算定した額との差額。
①医師事務作業補助体制加算
②急性期看護補助体制加算
③看護職員夜間配置加算
④栄養サポートチーム加算
⑤病棟薬剤業務実施加算1
⑥移植後患者指導管理料(臓器移植後)
⑦移植後患者指導管理料(造血幹細胞移植後)
⑧糖尿病透析予防指導管理料
⑨院内トリアージ実施料

(2)出来高算定患者については、当該施設基準を充足しなくなった日の属する月の翌月(施設基準を充足しなくなった日が月の初日の場合は当該月)からの期間において、当該施設基準を算定している患者について、適正な施設基準の届出を行った場合の所定点数との差額。
①医師事務作業補助体制加算
②急性期看護補助体制加算
③看護職員夜間配置加算
④栄養サポートチーム加算
⑤病棟薬剤業務実施加算1
⑥移植後患者指導管理料(臓器移植後)
⑦移植後患者指導管理料(造血幹細胞移植後)
⑧糖尿病透析予防指導管理料
⑨院内トリアージ実施料

上記「包括評価に係る事項の1.診断群分類及び傷病名」で指摘した事項
(1)診断群分類番号・ICD-10傷病名が妥当と考えられない場合は、妥当と考えられる診断群分類番号・ICD-10傷病名による請求との差額。
(2)包括評価に関わるその他の事項で指摘した事項
①不適切に算定された特定保険医療材料については、その全額。

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Ⅱ.診療に係る事項
1.診療録等
(2) DPCの算定を行っている患者において、次のような不適切な退院時要約の例が認められた。退院時要約は、主治医がその患者の必要にして十分な事柄を自分の言葉でまとめ、他の医師がその退院時要約を見ただけで患者の必要事項が一目瞭然に確認できるようにまとめるべきものである。
今後は、このような観点に立って退院時要約を作成すること。
なお、退院時要約はリレー競技におけるバトンの役割を果たすものであり、迅速に作成することはもとより、簡潔で分かり易い情報伝達が必要となる。このためにも、作成者自身にとって関心がある部分だけでなく全ての項目について過不足なく記載すること、また概ねA4サイズの用紙1枚に収めるようにするなど、簡潔な記載とすること。
①作成者自らの関心がある部分しか記載していない例。
②医療資源を大量に投入したという評価がなされているリハビリテーション関連の記載が全くないか、又は記載が乏しい例。
③画像診断の内容を自分の言葉で要約せず、放射線部門からの画像診断のレポートをそのままコピーして貼り付けている例。
④病理診断の内容を自分の言葉で要約せず、病理部門からの診断のレポートをそのままコピーして貼り付けている例。
⑤院内転倒に起因する手術にもかかわらず、退院時要約の内容が不正確である例。
(日時の記載において時系列の齪齪が認められた。)主治医は、他の部門の記録をコピーペーストするのではなく、主治医自身が全ての記載内容を精査し、時系列の齟齬が発生しないように留意すること。

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(関連)適時調査指摘事項
「診療録管理体制加算1の基準」に関する事項
・退院日の翌日から起算して14日以内に退院時要約が作成された者の数の計上が誤っていたので、チェック体制を整えること。
・「保険医療機関及び保険医療養担当規則」第9条(帳簿等の保存)において、患者の診療録はその完結の日から5年間保存しなければならないと示されているので、退院後5年経過すれぱ一律に破棄できるものではないことに留意すること。
・診療記録管理者の業務については、診療情報の管理、入院患者についての疾病統計を行うものと示されているので、施設基準に沿った業務内容に改めること。
・中央病歴管理室は設置されているものの、同室内に患者サポート体制充実加算に規定する相談窓口が設置されており、セキュリティーの観点から不適切であるので改めること。

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