「急性期の度合いを測定し得る項目」 10区分84項目 新たに整理

病床機能報告から「急性期の度合いを測定し得る項目」整理  全施設へのインディケーター作成 比較検証 全国で最も進んでいる佐賀県の議論をご紹介

saga_kyuseiki_sokutei

平成28年度佐賀県地域医療構想調整会議の開催結果について 最終更新日:2016年12月22日
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00350265/index.html
【平成28年度第1回佐賀県医療構想調整会議(H28.8.2開催)】
平成27年度病床機能報告「急性期の度合いを測定し得る項目」
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00350265/3_50265_18713_up_s485pgpr.pdf
○病床機能報告をもとに、厚生労働省研究班が作成し、各都道府県へ配布。
○全国平均を1.0とし、各病院の項目を指数化。
○自院の立ち位置を把握するための一つのツールであり、病床機能報告の報告基準ではない。
○病棟単位ではなく、病院単位の傾向を示すものであり、ケアミックス病院は急性期部門の数値が低くでる傾向。
○毎年の病床機能報告の経年変化をみる必要がある。

「急性期の度合いを測定し得る項目」
・合計P
・職員配置
・新規入院休日夜間受入
・医療機器P
・院内保有設備P
・総合入院体制加算関連
・手術
・がん、脳卒中、心筋梗塞
・救急医療、重症患者
・早期リハ
・入院料

救急・入院患者数(重症度)等の整理
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00350265/3_50265_18707_up_gxqu30zh.pdf

【平成28年度第1回佐賀県医療構想調整会議(H28.8.2開催)】議事
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00350265/3_50265_18704_up_qzohlysz.pdf
この7ページ目で御紹介するのは、「急性期の度合いを測定し得る項目」ということで、実は平成27年の病床機能報告からは、医療機関の皆さんから提出された報告データをもとに、厚生労働省の研究班のほうで、「急性期の度合いを測定し得る項目」というものが新たに整理されました。それを各都道府県に配付をされたわけでございます。これは何かというと、全国の急性期の度合いを測定し得る項目って書いてあるんですけど、何も急性期と報告した病棟だけではなくて、全部の病院のデータをまず集計して、それで全国平均を仮に1.0というふうにした場合の病院の状況がスコア化されているというようなものであります。あくまでも報告データがベースになっていますので、報告データそのものが間違っているとか、例えば、これ結構、病床機能報告で見ているとあるんですけど、月単位で報告する項目と年単位で報告する項目に分かれていて、年単位で報告するところに、例えば月単位の報告をすると、何かめちゃくちゃ低い数字が当然出てくるわけです。12分の1しか出てこない。ただ、それは正しいか間違っているかというのは各医療機関しかわからないものですから、もうそれがそのままデータに反映されてしまうと。これはもうどうしても事柄の性格上、仕方がないんですけど、そういったものがありますけれども、そういったものの補正なんかというのは当然行われていないと。
それから、1床当たりのスコアですから、例えば、ケアミックス病院みたいに150床持っていて50床が急性期で、50床が回復期で、50床が慢性期だと。ところが、病院単位で出ますから、急性期をやっているところは、言ってみれば50床部分しかないわけなんです。だから、当然そこはスコアが薄まってしまうというような、いろいろまだ課題があるわけでございますけれども、いずれにしろ厚労省の研究班が、ことしそれをスコア化して各都道府県に配付したと。だから、これも同じように、まだ今の段階では、だから何だという域を出ないわけでございますけれども、同じように自院の立ち位置を判断できる一つの材料ということで配付をするというものでございます。

-------------------

医療計画の見直し等に関する検討会
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=127276
医療計画の見直し等に関する検討会 意見のとりまとめ  2016年12月26日
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000146913.html
医療計画の見直し等に関する意見のとりまとめ
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000146953.pdf

医療計画の推進について
(1)各種指標の見直し
第6次医療計画より、5疾病・5事業及び在宅医療については、全都道府県共通の、病期・医療機能及びストラクチャー・プロセス・アウトカムに分類した指標を用いることとした。
その目的は、地域の医療提供体制に関する調査を通じて現状を把握した上で、5疾病・5事業及び在宅医療のそれぞれについての目指すべき方向を踏まえて、課題を抽出し、課題の解決に向けた数値目標の設定及び施策の明示、それらの進捗状況の評価等を実施することであった。
しかしながら、現行の指標について、
・ 指標を達成する際の行動主体が分かりにくいため、行動主体(医療提供者、保険者、患者等)を明確に示すべき
・ 指標のうち、意義が低いとされた指標については、その理由を検討し、参考とする指標とするなど位置づけを検討すべき
・ 必ず記載すべき内容、示すべき指標等については、その算出方法も含めて示すべき
・ 現在の指標例以外にも有効と考えられる指標や不足している指標がないかについても検討すべきといった指摘がある。
次期医療計画における指標は、医療計画の実効性をより一層高めるために政策循環の仕組みを強化するとともに、共通の指標により現状把握を行うことで都道府県ごと、二次医療圏ごとの医療提供体制を客観的に比較できるようなものとするため、指標を見直すこととする。
「Ⅱ 5疾病・5事業及び在宅医療のそれぞれの医療提供体制等に関する事項」において、追加あるいは変更が必要と考えられる指標について、「指標の見直し(例)」として示す。

Ⅱ 5疾病・5事業及び在宅医療のそれぞれの医療連携体制等に関する事項
(1)がんに関する医療提供体制について
③ 指標の見直し(例)
・ 拠点病院の無い二次医療圏における地域がん診療病院の整備状況
・ 地域連携クリティカルパスに参加している登録医療機関数及び適応患者数
・ がん診療連携拠点病院における標準的治療実施割合(標準的治療)
・ 周術期口腔機能管理料を算定している医療機関数及び算定回数
・ 薬局における在宅緩和ケアの実施回数

(2)脳卒中に関する医療提供体制について
③ 指標の見直し(例)
・ 脳梗塞に対する脳血管内治療(診療報酬点数 K178-4 経皮的脳血栓回収術 等)の実施件数
・ 脳血管疾患により救急搬送された患者の圏域外への搬送率
・ 嚥下機能評価の実施件数
※ 更なる検討が必要な指標
・ 要介護認定患者のうち、脳卒中を主な原因とする患者の占める割合
・ 脳卒中患者のうち、地域連携診療計画加算の算定率
・ 脳卒中患者のうち、摂食機能療法の実施件数

(3)心筋梗塞等の心血管疾患に関する医療提供体制について
③ 指標の見直し(例)
・ 来院後 90 分以内の冠動脈再開通達成率
・ 心臓リハビリテーション実施件数
※ 更なる検討が必要な指標
・ 慢性心不全患者の再入院率
・ 要介護認定患者のうち、心疾患を主な原因とする患者の占める割合

(4)糖尿病に関する医療提供体制について
③ 指標の見直し(例)
・ 糖尿病透析予防指導管理料の算定件数
・ 外来栄養食事指導料の算定件数
※ 更なる検討が必要な指標
・ 糖尿病の有病者数
・ 標準的治療の実施割合
・ 治療中断率
・ 合併症(糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、歯周病等)の発症率
・ 地域連携クリティカルパスの普及状況

(5)精神疾患に関する医療提供体制について
③ 指標の見直し(例)
・ 抗精神病特定薬剤治療指導管理料(クロザピン)の算定件数
・ 依存症集団療法の実施件数
※ 今後見直しを行う指標
・ 長期入院患者に関する指標
(現行)在院期間5年以上かつ 65 歳以上の退院患者数 等
・ 早期退院に関する指標
(現行)1年未満入院者の平均退院率 等

5事業
(1)救急医療
③ 指標の見直し(例)
・ 二次医療圏を基本とした地域ごとの受入れ困難事例数・割合
・ 転棟・転院を調整する者を配置する救命救急センター数
・ 二次救急医療機関等の救急医療機関やかかりつけ医、介護施設等の関係機関が参加したメディカルコントロール協議会の開催回数

(2)災害時における医療
③ 指標の見直し(例)
・ 航空搬送拠点臨時医療施設(SCU)、ドクヘリ参集拠点等を用いた災害実働訓練の実施回数
・ 都道府県医療対策本部においてロジスティックを担当する業務調整員の養成数
・ BCP を策定している病院の割合(任意指標から必須指標へ変更)
・ 保健所管轄区域や市町村単位等で地域災害医療対策会議のコーディネート機能の確認を行う災害実働訓練実施箇所数及び回数(推奨指標から必須指標へ変更)

(3)へき地の医療
③ 指標の見直し(例)
・ へき地保健医療対策に関する協議会における医療従事者確保に関する検討回数
・ へき地における医師以外の医療従事者の確保状況
・ へき地医療拠点病院からへき地への医師派遣実施回数及び日数(推奨指標から必須指標へ変更)
・ へき地医療拠点病院からへき地への巡回診療実施回数及び日数(推奨指標から必須指標へ変更)

(4)周産期医療
③ 指標の見直し(例)
・ 小児周産期災害リエゾンが参加した災害実働訓練の実施回数
・ 精神疾患を合併した妊婦への対応ができる周産期母子医療センターの割合
・ 患者の居住地から基幹病院までのアクセス時間カバー率

(5)小児医療(小児救急医療を含む。)
③ 指標の見直し(例)
・ 小児地域支援病院(仮称)の数及び病床数
※ 更なる検討が必要な指標
・ 小児の対応が可能な訪問看護ステーションの数
・ 小児かかりつけ診療料を算定している医療機関数
在宅医療
③ 指標の見直し(例)
・ 在宅患者訪問診療料、往診料を算定している診療所、病院数
・ 24 時間体制をとる訪問看護ステーションの数
・ 歯科訪問診療料を算定している診療所、病院数
・ 在宅患者訪問薬剤管理指導料(診療報酬)、居宅療養管理指導費(介護報酬)を算定している薬局、診療所、病院数
・ 退院支援加算や退院時共同指導料を算定している病院、診療所数
・ ターミナルケア加算を算定している診療所、病院数
※ 更なる検討が必要な指標
・ 退院後訪問指導料を算定している病院、診療所数

-------------------

(関連)

■福岡県 医療指導課
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4400403/
掲載日:2016年12月22日
「福岡県地域医療構想(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/regional-medical-design-2016-frmp-2812-pab.html

■長崎県 地域医療構想
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/hukushi-hoken/iryo/iryoukousou_byoushoukinou/tiikiiryoukousou/

■大分県 地域医療構想
http://www.pref.oita.jp/soshiki/12620/vision.html

■熊本県 地域医療構想
https://www.pref.kumamoto.jp/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=1&class_id=6327

■宮崎県 地域医療構想
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/iryoyakumu/kense/kekaku/top.html

■鹿児島県 地域医療構想
https://www.pref.kagoshima.jp/ae01/kenko-fukushi/kenko-iryo/gaiyo/chiikiiryokoso2016.html

■沖縄県 地域医療構想
http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/hokeniryo/iryo/201508kousou.html

 

 

-------------------

DPC制度まとめ
http://wp.me/P2Xv05-C

AHRQ患者安全性スコア(PSIS)評価の導入
http://wp.me/p6NPV7-zh

病院評価指標の導入(H29~)と臨床評価指標の導入について
http://wp.me/p6NPV7-bT

世界25カ国のVBHC(VALUE-BASED HEALTH CARE)
http://wp.me/s6NPV7-vbhc

DPCの次に来る「Population Health」とは何か
http://wp.me/p2Xv05-mi

CMS – Hospital Compareの臨床指標例
http://wp.me/p2Xv05-l2

フロリダ州の新たな病院ランキングの取り組み「Patient Engagement(患者エンゲージメント)指数」‏
http://wp.me/p2Xv05-iI

27keiei_top20

http://wp.me/p6NPV7-1k5

広告
「急性期の度合いを測定し得る項目」 10区分84項目 新たに整理

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中